既存のお客様からの紹介をもらい、床下無料点検及びシロアリ駆除施工を実施した案件を紹介します。
先日既存のお客様のシロアリ対策の更新工事を実施しに朝訪問した際、今回のお客様と既存のお客様が、俗にいう井戸端会議の真っ最中で、今日シロアリの更新工事があることを話していたそうです。今回のお客様からそこで少しお話を聞いたところもう記憶がないくらいシロアリ対策の工事も点検もしていないと言っていたので、既存のお客様のすすめもあり点検のご予約をその場でいただきました。
床下無料点検の様子
お風呂場土台の洗面所側、腐朽菌の発生とシロアリの被害がありました。
床下に蟻道がないので、お風呂場の土間と基礎コンクリートに出来たひび割れ箇所から蟻道が上がっているものと思われます。
このように目に見えない箇所から蟻道が上がっている場合、プロが見ても被害があることに気づかいない場合もあります。
なので、弊社では風呂場などの土間周りなどの周辺は、シロアリの被害があることが予想される場合シロアリ駆除と同様の作業を致します。
お風呂場土台のトイレ側、こちらも腐朽菌が発生し、裏側にはシロアリの被害があることが予想されます。
床下点検の写真をお見せしながら、現状報告をしながらシロアリ駆除についての説明もしました。
点検する前からすでに何らかのシロアリ対策の工事をするつもりでいたようなので、説明後工事日のお約束をし、訪問を終えました。
シロアリ駆除工事の様子
穿孔注入処理
洗面側、風呂場土台付近は腐朽菌が発生していて、シロアリ被害もあるので等間隔で穿孔し薬剤を注入します
トイレ側お風呂場土台付近も腐朽菌がみられシロアリ被害時と同様の処理をします
木部散布
トイレ側の床下土台付近も様々な角度から散布し、薬剤をしっかり行き渡らせます
床束も土壌から近い場所にあり、シロアリの蟻道が上がりやすい場所でもあります。
土壌散布の様子
土壌散布では、基礎コンクリートの際など、隙間なく土壌にシロアリの侵入を防ぐ保護層を作るイメージで散布します
床上での作業
お風呂場での作業の様子
細いドリルでタイルの目地に穴をあけ、お風呂場の壁内に拡散ノズルを使用し薬剤を散布します
散布後は穿孔跡をセメント材で埋め綺麗に仕上げますので、よく見ないとどこに穴をあけたのか分からないくらいに仕上がりますのでご安心ください
お風呂場土間、コンクリートスラブ処理で土間下の土壌へ薬剤を加圧し注入します
玄関での作業の様子
玄関の土間、こちらもコンクリートスラブ処理で土間下の土壌へ薬剤を加圧し注入します
床下のない玄関周りでは、床下から土台付近に薬剤を散布できない箇所がある場合、外壁にドリルで穴をあけ拡散ノズルを使用し薬剤を散布し土台周辺に薬剤が行き渡るようにします
終わりに
先日も書きましたが、最近しばらく床下点検すら受けていないお客様によくお会いする気がしますね。
床下の状況によって建物耐久性が大きく損なわれてしまうことがあり、また腐朽菌やシロアリの被害によって修復費用に多額の費用が掛かってしまいます。
定期的にしっかりメンテナンスすることで、建物の耐久性を維持しつつ、将来的にかかる修繕費用を抑制することができますので、もし5年以上床下の点検を受けていない場合、一度点検を受けてみて下さい。
弊社でも床下の点検、見積もりまで無料で実施しておりますので気軽にお問い合わせください。
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