本日の施工紹介は、庭においてある木材がシロアリに食べられていたことで心配になり、床下無料点検及び無料見積もりの依頼をいただいたお客様宅で実施したシロアリ駆除施工の紹介です。
床下無料点検

床面に防湿シートが敷いてあり、湿度も高くなく、
カビも少ないので床下の環境は良好ではありますね。

これは、お風呂場の土台の写真なのですが、基礎コンクリートと木材に隙間があるのわかりますか?通常この隙間はないのですが、このような隙間があると裏側にこの隙間から薬剤を散布できるので、よりしっかりとした施工が可能になります。

和室の床下に蟻道がありました。

庭に放置された木材の写真です。案の定というか、シロアリの食害だらけでした。
点検を終え、床下の状況を写真をご覧いただきながら説明をさせていただきました。既に前回のシロアリ対策工事から15年経過していて、シロアリの侵入もあることからシロアリ駆除工事の依頼をいただきました。
庭のシロアリに食われた木材を見て建物の木材がこんな風になってしまっては困ると思っていたようなので、しっかりと施工をすれば心配はありませんと話したところ、非常に安心したと言っておられました。
シロアリ駆除 作業の様子
床下での作業

蟻道をしっかり崩しておくことで、今後のメンテナンスがしやすくなります。



シロアリは基礎コンクリートや束石をハシゴ代わりに蟻道を作ることで木材がある箇所まで上がっていきます。
なのでこのように床面全面に防湿シートが敷いてある場合、床面全面に薬剤を散布する必要がないので、ハシゴ代わりになる基礎コンクリート沿い、束石沿い、配管周辺に薬剤を散布します。


床上(玄関)での作業の様子

土間の厚みは通常で30㎝から50㎝あり、ドリルで土間を貫通するまで穴をあけ
土間の下にある土壌に直接薬剤を注入します。
※土間の下にある土壌にシロアリは巣を作ることが多く、土間がある玄関や
ユニットバスではないタイル張りの浴室や勝手口はシロアリの被害が集中する箇所です

穴をあけた跡は、セメントでしっかりタイルの目地を補修し元通り綺麗に直します。
これで、本日のシロアリ駆除作業は終了です。
終わりに
防湿シートが敷いてあることから、湿気もカビも少なく一般的にはシロアリの好まない環境でしたが、築20年で新築から5年目だけシロアリ対策の工事をした以来、点検も受けていなかったとの事なので、やはりシロアリ薬剤の保証が切れてしまうと、どんなに床下の環境が良くてもシロアリの侵入を許してしまうのだなと改めて思いました。
シロクリーンでは、施工させていただいたお客様がより長く安心してお住まいになっていただく為に、施工後毎年無料で定期点検を受け付けており、施工後の干すサービスにも力を入れております。
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