本日は、昨年シロアリ対策工事をさせていただいたお客様からの依頼で基礎コンクリートの補強工事を実施してきましたのでその際の作業の様子を紹介します。
アラミド繊維シート連続繊維補修・補強の施工の様子
施工の下準備
プライマー塗布
プライマーは次に塗る主剤と下地の基礎コンクリートのより確実に密着させるために塗る材料です。
密着が悪いとのちに剥がれの原因になります。
どんなにいい材料を塗っても剥がれてしまっては性能をフルに発揮できなくなってしまうので、施工前の清掃やプライマーを確実に塗布することは大切です。
下塗り(1回目)
アラミド繊維シートの貼り付け
上塗り(2回目)
Before&After(ビフォーアフター)
終わりに
間もなく平成が終わりを迎えます。
平成の世を生きてきたので一抹の寂しさはありますが、新しい元号の『令和』僕個人的には好きですが皆さんはどうでしょうか?
いろんな形で報道されたりしていますが、平成を振り返ると、個人的な解釈としては戦争などが絶えなかった昭和までと違い、読んで字のごとく戦争もなく「平」和な時代に「成」ったいい時代だったと思う反面、阪神淡路大震災や東日本大震災などの震災や噴火や水害など大きな災害に相次いで見舞われた時代でもあったのかなと思います。
我々の仕事においても、大きな震災が相次いだことで、ひとむかし前は全くと言っていいほど需要がなかった地震対策について関心が高まってきているなと感じています。
さらに、古民家再生をはじめとしたリノベーション工事が流行るなど、古き良きを大切にするという精神もここにきてじわりじわりと高くなってきているようですが、残念ながら地震対策の需要とリノベーション工事需要はリンクしておらず別々に考えられているのが現状です。
・少子高齢化で人口が減少をする。
・空き家が増える。
これは令和時代の課題になってくるのではないかと考えています。
住宅の新築需要が減ることがどれだけ日本経済に影響するかは僕にはわかりませんが、高齢化が進むことで現役世代の負担が増えることが予想され、新築住宅ではなく中古住宅の需要の高まりとともにリノベーション工事の需要もこれから確実に増えていくだろうと言われています。
リノベーション工事で理想的な住まいに安心して末永く住んでいただく為に、地震対策も大切なんだと理解を深めてもらえるよう活動していきたいですね。
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