これまた、久しぶりの記事になってしまいました。
本日は、第1部で紹介した点検後のシロアリ駆除施工の様子を紹介します。
シロアリ駆除 施工の様子
この物件は、第1部でも説明しましたが不動産業者様からの依頼で買い手のついた築20年の木造住宅で、蟻道も多く被害箇所の多く、更に被害が床上まで達していた現場でした。
床下での作業の様子
床下での作業は、被害箇所および被害の可能性のある個所への穿孔注入作業、木部散布、土壌面帯状散布・面状散布です。
床上での作業の様子
床上での作業は、コンクリートスラブ処理及び壁内への薬剤注入、被害箇所への穿孔注入処理などがあります。
玄関での作業
お風呂場での作業
床上での駆除作業
和室入り口のドア枠と敷居にシロアリの被害がありますが、リフォーム予定なので作業しなくていいですよと言われましたが、入れ替えるとは言え建物内にシロアリを残したくはないので駆除作業をしました。
今回は、シロアリの被害があり、またその被害も床上まで上がっていましたが、中古物件なので誰も住んでおらず、作業もやすかったのですね。そして物件を買われた業者様が床下の重要性をとても理解していて多少費用がかさんでもしっかり作業をお願いしますと言っていただけました。
正直、ここまで床下の重要性を理解している業者様はほとんどおらず、業者様としても目に見えない床下にお金をかけるのではなくユーザーの目につく室内や設備にばかり費用をさく傾向にありますが、シロアリだけでなく床下の環境改善の対策にも力を入れる方が将来的な費用の削減につながりますので、リフォームをする際は、一度床下を専門業者に見てもらうことをおススメします。
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