木造家屋は床下の湿気が少なく基礎にひび割れがなければ80年もちます

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その木造家屋、本当に建て替えが必要ですか?

お寺や神社って築数百年と聞いてもそんなに驚かないですよね、宮大工が作っているかどうかの差はもちろんありますが木造家屋と同じ木造であることは変わりません。

寺社仏閣は築数百年もつのに対し、木造家屋は平均で約築40年くらいで建て替えられていますがその大きな差は何なのかそれはズバリ・・・床下の環境です。

調湿剤

床下の専門業者が↑↑↑この写真みたら、、、あぁいい床下だな、これでホールダウン金物がついてるなら言うことなし、そう思うはずです(笑)

寺社仏閣などの床下はコンクリートの基礎などの機密性の高い遮蔽物がなく、床が高いので通気がよく湿気がこもりにくくなっおり、そこが通常の木造家屋に比べ長持ちする大きな違いです。

ようは、通常の木造家屋も寺社仏閣のような床下環境にすれば驚くほど長持ちするんです。
使っている部材にもよりますが100年以上持たせることも可能です。

もちろん100年以上持たせるとなると塗装や経年劣化箇所の修繕などのメンテナンスは最低限必要でさらに時代に合わせたリノベーションなどをしたとしても解体費用などを含めた建て替え費用と比べればはるかにローコストです。

では一般的な木造家屋の床下でそのような点に気を付ければいいのか・・・
①シロアリの被害 ※木を食われることで強度が落ちる(薬剤の保証切れが原因)
シロアリ駆除

②腐朽菌の被害 ※腐朽菌により木が腐り強度が落ちる(湿気が多いことが原因)   点検2

③湿気による様々な被害(通気が悪い) ※湿気が多いことで①、②などの被害につながり、害虫や害獣の被害がでたり、コンクリート製の基礎の劣化を招く(土壌からの湿気や通気が悪いことで湿気がこもるが原因)また、必要に応じて換気扇の取り付けが必要なケースもあります。                 

④基礎のひび割れ ※ひび割れによる耐震性の低下、基礎のひび割れにより骨格がゆがみ外壁が割れる、窓枠がゆがむことで雨漏れの原因になる      基礎補強 施工前

⑤ホールダウン金物の有無 ※阪神淡路大震災をはじめとした直下型地震で木造家屋の倒壊は柱が土台から引き抜けてしまうことで発生します。2000年以前に建てられた2階建ての木造家屋にはホールダウン金物がついていません。ホールダウン金物は柱が土台から引き抜けるホゾ抜けを防止します。・・・床下ではありませんが最近注文が多いので参考までに。

細かいことを言えば他にも対策すべきことはありますが、木造家屋を長持ちさせるための対策を大まかにまとめてみました。
安心して住める住宅を維持するためにお宅の状態を点検してみましょう。

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