本日は、弊社ホームページをご覧になりお申し込みをいただいた床下無料点検及びシロアリ駆除施工の様子を紹介します。
床下無料点検の様子
築40年にもなるのでお客様の記憶も定かではありませんでしたが、これまでこの家を建ててくれた地元工務店さんの紹介で3回ほどシロアリ対策の工事をした事はあるとの事でした。

このようにゴミや木材を床下の放置しているとシロアリの発生だけでなく
害虫や害獣の温床となってしまいます。




リビング床下にあった蟻道から和室の方へ被害が広がり、床板をのせる根太はかなり被害を受けていました。

玄関の床下も土留めにも蟻道がありました。

浴室入り口付近からの水の浸入により木を腐らせてしまう木材腐朽菌が発生しており、シロアリの被害もありました。
前回のシロアリ対策工事から時間がたち薬剤の効力も切れてしまっている為、いたるところにシロアリの蟻道や食害の後がありました。
床下無料点検後、点検時に撮影した写真をご覧いただきながら状況を報告させていただき、施工のお申し込みをいただき、施工日の打ち合わせをして帰路につきました。
シロアリ駆除 施工の様子

また、作業前には室内を汚さないようしっかり養生をして、床下からのホコリや臭いが室内に回らないよう、その周辺もしっかり養生します。
床下での作業
穿孔注入処理作業の様子

穿孔注入処理とは、木材にドリルで穴をあけ木の内部に薬剤を浸透させる作業です。
穿孔注入処理をする意味は、木の内部で活動しているシロアリを直接駆除する場合やシロアリの被害が予想される場合、それ以上被害が広がらないように予防的に作業を致します。

木部への薬剤布作業の様子

木部への薬剤散布作業の目的は、簡単に説明すると床下の木材すべてに薬剤を吹き付けシロアリに木材を食べられないように木の表面に保護膜を作るためです。
また、床下に面していない木材にシロアリの被害があることもあるので、木材の裏側へも薬剤が行き渡るよう様々な角度から散布作業を行います。

土壌への薬剤散布作業

土壌散布作業では、シロアリの侵入を防ぐバリヤ層を作るため土壌面にくまなく薬剤を散布します

床上での作業
お風呂場での作業の様子




コンクリートスラブ処理とは、お風呂場や玄関、勝手口など土間がうたれている箇所での作業で、コンクリートドリルで土間を貫通するまで穴をあけ(おおよそ30㎝から50㎝くらい)土間の下にある土壌へ薬剤を加圧して注入し、シロアリの駆除及び侵入を防ぐための作業になります。

特殊作業の様子


畳自体古くなっているので交換をおススメしましたが、また畳の内部にシロアリがいる可能性もあるので、応急処置として畳の内部に薬剤を注入しました。
通常、玄関・お風呂場・勝手口以外で作業する場合追加料金をいただきますがこの程度の作業であれば無料で作業いたします。
終わりに
ここまでシロアリの被害が広がってしまうと畳の交換や大工さんを入れ補強工事をしなければならないので、費用もシロアリ対策工事の何倍もの金額になってしまいます。
また通常シロアリ予防や駆除の保証期間は5年間です。
業者様によっては10年保証をうたっているところもありますが結局のところ、先に2回分の工事代金をいただき、5年後に同じ作業をしますので作業の中身は同じです。
最低限のメンテナンスを実施して頂く事で、家屋の寿命をのばし安心してお住まいになって頂く事が出来て、結果として住宅のメンテナンス費用を抑える事につながるので、もし5年以上床下の点検又はシロアリ対策工事を実施していない場合は、まずは無料点検を受けてみてはどうでしょうか?
コメント