地震対策 基礎補強工事と調湿剤 築31年木造 千葉県鎌ケ谷市

地震対策
基礎補強工事

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基礎補強と床下の環境改善


この度の工事は、基礎の補強と調湿剤の施工。
弊社ブログを見て問い合わせをいただいたのですが、この家を建てたのがご主人が30歳の頃でその頃から都度都度家に手を入れ、建て直さずこの家をずっと大切にしたいと考えていたそうで、実際築31年ではあるものの、お風呂やキッチンなどは数年前にリフォームで新しくしており、床板や壁紙の張替え、外壁塗装など、子供の成長やその時のライフスタイルに合わせリフォームをしてきていて外見はもちろんきれいなのですが、内部に至ってはパッと見ると築10年ちょっと?と思えるほど綺麗になっていました。

ただ床下に関しては、5年ごとにきっちりシロアリ工事はしていたもののその他の部分には手を入れていなかったそうです。床下業者から提案はあったそうなのですが提案をしてくるだけでなぜその工事をするのか明確な説明がなくいつも断っていたそうです。

施工風景

基礎補強20.93m
調湿剤38袋(基礎補強工事の前日に施工)

施工前 基礎のひび割れ

通風孔は穴が開いている分、強度が弱く一番ひび割れの発生しやすい箇所です。
このお宅もすべての通風孔にひび割れが発生し、その他通風孔以外のところにも2ヶ所ひび割れがある状態でした。

基礎のひび割れ

下処理とプライマー塗り付け

ブラシなどを使いまず基礎表面の汚れを落とし綺麗にしたうえでプライマーを塗り付けます。
※プライマーとはこの後に使用する材料をしっかり密着させるために塗るものです。車の塗装でいえばサフェーサーみたいな感じですね。

下処理後

プライマー塗り付け

主剤1回目塗り付けとアラミド繊維シートの貼り付け

主剤1回目からアラミド繊維貼り付けまでは時間との戦いなので今回も主剤1回目の様子は撮れませんでした。
また、今回は基礎の高さがあり30㎝幅のアラミド繊維と10㎝幅のアラミド繊維を使用し施工しました。

アラミド繊維貼り付け

アラミド繊維貼り付け

主剤2回目・仕上げ

アラミド繊維シートを樹脂でサンドイッチしてあげることで密着度が上がり耐久性も向上します。

主剤2回目 施工中

基礎補強 施工後

基礎補強工事

終わりに

数か月前にシロアリの保証が切れ施工した際、業者にその他の部分について説明を求めたそうなのですが納得いく回答を得られず、インターネットで調べているうちに弊社のブログに行き着いたと教えてくれました。話を聞いていて身が引き締まる気がしました、実際新規ではなく顧客の対応となると必要な工事は最初の段階で説明をするので、それ以降の定期点検の時はくどいと思われても嫌だなと考え、報告書に記載するのみで口頭での説明はあえてしないことも多々あるのですが、今回それを毎回工夫しながらでも伝えるべきだなと感じました。

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