【地震対策工事】ホールダウン金物(耐震補強金物)の取り付け 築39年木造住宅(埼玉県所沢市)

本日は、数年前からシロアリ対策をはじめとした床下のメンテナンスをさせていただいているお客様で、半年前に基礎コンクリートにアラミド繊維シート連続繊維補修・補強工事を実施し、その際、ホールダウン金物の取り付け工事も実施する予定だったのですが諸事情あり今日まで延期になっていました。
代々、この土地に住まわれているお客様は、代替わりする息子さんが出来るだけ長くこの家に住めるよう考えられています。
建物についても軽量の屋根へのリフォームなど家の耐震化にとても気を使われていて、一番初めにシロアリ対策工事でお世話になった際も地震への備えを非常にしっかり考えていらっしゃる方だなと記憶していました。
今回は、昨年9月にアラミド繊維シート連続繊維補修・補強工事で補強された基礎コンクリートと建物をホールダウン金物で固定する作業になります。
耐震補強金物、ホールダウン金物の取り付け作業の様子
取り付け準備
しっかり取り付ける為に基礎コンクリートの厚みや取り付け箇所の位置決めをします

取り付け箇所に雨どいがある場合はカットして取り付けスペースを確保します


後工程で差し込むボルトがしっかり固定されるよう穴あけを行った跡をブラシを使い綺麗に削り粉をかき出し綺麗にします

これはケミカルアンカーと言って、あらかじめこのアンカーを穴に差し込みボルトを締めます
その際、外のガラス容器が割れ、中の小石がボルトとコンクリートの隙間に挟まり、更に液体ボンドが広まることで確実にボルトを固定します

フレーム上部本体と下部本体を連結部材で連結し緩衝ゴムを間にはさんで上部本体の最下部と、下部本体の最上部のバネとの間にそれぞれ角座を挟み、ボルトを下から上に通しWナットで固定します

穴の先は建物の通し柱です
あらかじめボンドを塗ったボルトを差し込み上部プレートをしっかり固定していきます

終わりに
なぜ、地震対策として基礎コンクリートと建物を固定するのかというと、基礎コンクリートの上に乗っている木造家屋が地震によって、柱が土台から抜けてしまうホゾ抜けと呼ばれる現象を起こし、ずれてしまったりすることで、木造家屋の1階部分がつぶれてしまうことを防止することが目的です。
2000年の耐震基準の見直しでそれ以降の木造家屋にはホールダウン金物を取り付けるよう義務付けられましたが、2000年以前に建てられた木造家屋にはホールダウン金物が基本的にはついていません。
しかし、2016年に発生した熊本地震では新耐震基準で建てられホールダウン金物がついた木造家屋も1階部分がつぶれる被害がありました。新耐震基準では柱が土台から抜けてしまうホゾ抜けの引力が2.5トンまで耐えられるよう計算され取り付けられていますが、阪神淡路大震災では最大4トンの引力がかかったのではないかとの検証結果も出ています。
大きな地震があるたびに耐震基準が見直されることが多いので、東日本大震災や熊本地震や北海道での地震の被害状況からして数年後には耐震基準の見直しがあるかもしれませんね。
弊社で採用しているホールダウン金物は最大12トンの引力に耐えられるように作られているので、大きな地震でのホゾ抜けによる家屋の倒壊から家を守ります。
写真を送るだけでもOK。状態に合わせて必要な対応をご提案します。
相談する(無料)関連するページ
- ページ基礎補強
- 記事住宅床下のLINEお悩み無料相談始めました
住宅基礎や床下のお悩み相談をLINEで行えるようになりました。 ↓下記リンク又はQRコードから友達追加をして、お気軽にご相談ください。 https://page.line.me/lkb2122e?oat_content= …
- 施工実績千葉県佐倉市 基礎補強・床下耐震補強 作業実績
シロクリーンではシロアリや害虫等でお困りの方に年間7000件以上、予防や駆除のサービスを提供しております。 予 …
- 記事地震に立ち向かう:アラミド基礎補強による耐震改修のガイドライン
我々は地震大国、日本に住む人々として、自然災害に備えることが当面重要です。その中でも、建築の耐震性を向上させるための方法として、「アラミド基礎補強」というテクノロジーが注目を集めています。そしてそれを使った耐震リフォームの …
- 施工実績千葉県市川市 基礎補強・床下耐震補強 作業実績
シロクリーンではシロアリや害虫等でお困りの方に年間7000件以上、予防や駆除のサービスを提供しております。 予 …
- 記事未来の耐震リフォーム:アラミドを使った基礎補強の革新
地震は、我々が生活する環境にとって大きな脅威です。日本のような地震が頻繁に発生する国では、建物の耐震リフォームが重要な課題となっています。この記事では、最新の技術として注目されるアラミドを使った基礎補強について詳しく解説 …








