木造アパートでのシロアリ駆除 (東京都府中市 築40年木造アパート)

散布コンクリートスラブ処理

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本日は、ホームページをご覧になったアパートのオーナーからの依頼で実施した、無料点検及びシロアリ駆除施工を紹介します。
中古アパートを10年前に購入したが、以前の情報もなく、購入してから一度も点検しておらず知人の物件のオーナー仲間から一度しっかり点検した方がいいとアドバイスを受けた事がキッカケでインターネットで検索し当社ホームページをご覧いただいたようです。

 

 

床下無料点検の様子


開口部もあり、お風呂場土台に穿孔注入処理ごの木栓があったことから過去にシロアリ駆除を実施していた形跡があったが、シロアリ駆除施工から10年以上経過していることからシロアリの再発生の形跡が見られた。

玄関の土留めに蟻道があり、少し崩した跡があったがしっかり崩されていなかった、通常は定期点検時に被害の有り無しを確認しやすいよう駆除作業の際に崩すのですが以前施工した業者様はそういったことはしていないようでした。
シロアリ蟻道

お風呂場土台は腐朽がかなり進行し、床下全体的な状況からしてみても、見えない木材の裏側ではシロアリが活動している可能性が高そうでした
腐朽とシロアリ被害

大引きの補強材は直接土壌に接しておりシロアリの被害あとがあるが穿孔注入処理がされていなかった
シロアリ被害

排水管の補強材の裏には比較的新しいと思われるシロアリの被害跡があり、以前のシロアリ対策からかなり時間が経過している為シロアリが再度発生してしまったと思われます
シロアリ被害2

上記はアパートの4部屋ある内の1部屋の写真です。
他の3部屋もこの部屋の床下とかなり似たような状況で、それぞれの部屋の床下にはシロアリの被害が見られました。
また、風呂場の周辺や水回りの床下は非常に湿気も多くどの部屋の床下にも腐朽菌の繁殖が見られました。
このような状況を報告し、
1.シロアリ駆除工事(前回のシロアリ対策工事の保証が切れている。比較的新しいシロアリの食害跡があり、風呂場の土台周辺はシロアリの発生している可能性がある為)
2.調湿剤の散布工事(腐朽菌の発生が見られその原因である床下の湿気が非常に多い為、床下の環境改善が目的)
3.防腐防カビ剤の散布(腐朽菌が発生しており、腐朽した木材はシロアリの食害にあいやすい)
上記工事を案内しましたが今回は予算の関係もあったので1.シロアリ駆除工事を優先し、2.調湿剤の散布工事と3.防腐防カビ剤の散布に関しては来年以降実施するとの話になり、後日訪問し工事を実施することになりました。

 

シロアリ駆除工事の様子


開口部の養生


開口部

 

 

床下での作業の様子


蟻道があった付近の大引きへ穿孔注入処理

風呂場土台周辺へ穿孔注入処理

木部散布


 

土壌散布


土壌散布
土壌散布2
散布

 

 

床上での作業


風呂場土間へのコンクリートスラブ処理


 

風呂場壁内へ拡散ノズルを使用し薬剤注入


風呂場ドア枠へ穿孔注入処理


 

玄関の土間へコンクリートスラブ処理


玄関ドア枠へ穿孔注入処理


穿孔注入処理であけた穴に木栓を詰め塗装したら作業完了です


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