シロアリ駆除施工、築28年木造住宅(埼玉県加須市)

薬剤散布コンクリートスラブ処理

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本日は、シロクリーンホームページをご覧になったお客様からの依頼で実施した床下無料点検とシロアリ駆除施工の様子を紹介します。

床下無料点検


床下の高さが低く湿気も多い為、床下の土壌全体的にカビが広がっていました
無料点検

和室の下、基礎沿いに蟻道が上がり木材の継ぎ目の奥へと土台に沿ってそれぞれ蟻道がのびている
蟻道

蟻道を崩すと活動中のシロアリを発見
シロアリ現物

床下の蟻道の上にある和室の畳にシロアリの被害がありそうだったので畳を上げたら大きな範囲でシロアリの食害があった
和室畳下

かなり広範囲にシロアリの食害があり、畳は交換しなければならないほど食害にあっていた
畳の下

和室の被害は床上のためお客様にも状況を見ていただき、床下の状況についても写真をご覧いただき確認をしてもらった結果早急にシロアリ駆除工事の依頼をいただきました。
また、工事日程の空きがなく後日工事にはなりましたが、床下の湿気が非常に多く、カビも多く繁殖しており、家族にアレルギー体質の方がいるとの事なので、防腐防カビ工事と湿気の多い床下の環境改善のための調湿剤の散布工事の依頼もいただきました。

このお宅は新築から2回シロアリ対策工事(被害はなかった)を実施していたが、2回目のシロアリ対策工事から18年経過しており薬剤の効果がなくなってしまったことでシロアリの浸入を許してしまったと思われます。
最近では、このお宅のように新築から数回シロアリ対策を実施したものの、その後長期にわたり床下の点検をしておらずテレビや知人との会話をきっかけにインターネットで検索し点検依頼をされる方が多くなってきたように思います。
一度シロアリの被害にあってしまうと、家屋の耐久性が低くなるだけでなく、高額な修繕費用が必要になってしまうこともあるので、シロアリの被害がなくても定期的にシロアリ予防を目的とした対策工事をすることで、家の耐久性を保つことができ、長い目で見ればシロアリの被害による修繕工事の必要がなくなるため経費削減にもつながるので5年ごとのシロアリ対策の更新工事は、必ず実施していただきたいなと思います。

 

シロアリ駆除工事の施工風景


和室開口部とその周辺の養生


床下での作業


蟻道周辺の木材は木の中や裏側にシロアリの食害があることが多い為、被害が予想される箇所にドリルで穴をあけ木の中に薬剤を浸透させるため穿孔注入処理を実施します
ドリル穿孔

穿孔注入処理の薬剤注入の様子
穿孔注入処理を実施

蟻道周辺9か所に穿孔注入処理を実施し、薬剤を注入後は、木栓で穴に蓋をします
木栓

表面はもちろん、目視出来ない裏側にも薬剤がいきわたるよう木部へ散布します
木部散布

土壌への散布の際は、まず基礎コンクリート沿いに薬剤を散布し、その後土壌全面に薬剤を散布します。
シロアリの浸入はほとんどが床下の土壌からなので、このように土壌にくまなく薬剤を散布し浸透させることシロアリの浸入を防ぐバリア層を作ります。
どじょうさんぷ

 

床上での作業


シロアリの食害がかなり進行している為、10㎝間隔で穿孔し薬剤を注入します
和室穿孔処理

薬剤を加圧注入
薬剤散布

穿孔注入処理後木栓で蓋をし、床板にも薬剤を散布します
床板散布

今日は、この後もシロアリ対策工事の予定があり作業優先で進めていた為、写真を多く撮ることができませんでした、すみません🙇
和室での作業の後、お風呂場での壁内処理、土間へのコンクリートスラブ処理と玄関でのコンクリートスラブ処理を実施し作業を終えました。
通常であれば、2時間半ほどで作業を終えますが、シロアリの食害が多く、和室での作業もあった為4時間近くかかりました。

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