他業者からの切り替えシロアリ予防対策工事(所沢市)【画像付き】

シロアリ予防工事(所沢市)コンクリートスラブ処理

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本日は、埼玉県所沢市にて、シロアリ予防対策工事を実施してきました。
こちらのお客様は2年前に防腐防カビ工事の依頼をいただき施工させていただいた際に、我々の仕事ぶりを見た上で、2年後に以前他業者で実施したシロアリ予防の保証が切れるので、更新をお願いしたいと依頼を受けておりましたので、この度、施工を実施してまいりました。
今回はその施工風景の一部分を紹介します。

このお宅は、築35年の大手ハウスメーカーのツーバイフォー工法(木造枠組壁構法)、土壌むき出しの布基礎(ツーバイフォーの場合、床一面が鉄筋コンクリートで覆われているベタ基礎が一般的)の作りでした。
シロアリ予防工事(所沢市)

調査をした限りでは、過去のシロアリの被害も確認できませんでしたが、以前シロアリ予防工事を施工した業者さんは被害が出やすい浴室や玄関周辺の土台に薬剤の穿孔注入処理を実施していませんでした。

土台への穿孔注入処理はこのお宅のように、土台の内側が確認できない浴室、玄関、勝手口の土間が基礎で囲まれている場合、必ずやるべき作業なのですが、その他、床束への穿孔注入処理も含めて、実際のところ、その作業を実施していない業者さんを多く見かけるので注意が必要です。

なぜ注意しなければならないかと言うと目視出来ないシロアリの食害被害箇所がある場合、知らず知らずのうちに食害が広がってしまい、気づいた時には大掛かりな改修工事が必要になってしまうことがあるからです。

手間はかかりますが、お客様にとって大切なお住まいを守るためには非常に重要な作業になります。

穿孔注入処理前
穿孔注入処理(Before)

穿孔注入処理(穴あけ作業)
穿孔注入処理(穴あけ作業)

穿孔注入処理(薬剤の注入)
穿孔注入処理(薬剤の注入)※被害がある場合は、機械で薬剤を加圧注入しますが、今回は被害がない為手作業で薬剤を注入します。

穿孔注入処理(木栓で穴埋め)
穿孔注入処理(木栓で穴埋め)※丸く白い部分が薬剤を注入し、木栓をした部分です。

後は、土壌への薬剤散布です。
単純な作業ではありますが、ほとんどのシロアリ被害は床下の土壌から上がってくるパターンなので、適正量をまんべんなく散布して土壌へしっかり薬剤を浸透させます。
薬剤を土壌へしっかり浸透させることで、その土壌自体がシロアリの侵入を防ぐ防御層になるのです。
シロアリ用薬剤の土壌散布
シロアリ用薬剤の土壌散布

本日の作業時間は約3時間でしたが、本日の施工完了の報告の際、お客様が「お願いがあるの!!」と唐突におっしゃられたので、なんだろうと一瞬驚きましたが、聞いてみたら廊下などの高い場所にある電球を交換してほしいとの事でした(笑)これは作業時間3分!
実は、こう言ったお客様からのお願いは日常茶飯事なのですが・・・我々のおこなう仕事は床下で普段お客様の目が届かないところの作業なので、作業の内容等の説明をすることが非常に大切な業務だと思っています。
お客様の何気ないお願いや会話のやりとりでお客様とコミュニケーションをとり距離を縮めると、作業内容など様々な説明を伝えやすくなるばかりか、よりお客様に安心していただき、よりお客様に喜んでいただく事にもつながるので、私はこういったお客様とのやり取りを大切にしています。
なかにはお願いにお答えできない事もありますが、施工等でお客様のところへお伺いさせていただく際は、電球交換や家具の移動など軽作業でお役に立てることであれば何なりとお申し付けください。

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